髭剃りはカミソリとシェーバーどっちがいいのか?それぞれの特徴とは?
2016/01/22
化粧をする女性より、化粧をしない男性の方が肌荒れを起こしやすいのをご存知ですか?
実は、男性が毎朝行っている髭剃りが肌にものすごくダメージを与えているんです。
剃らなければ、肌へのダメージを抑えることができますが、
会社や学校がある為、髭を剃らないわけにはいきません。
今回は、髭が濃くて悩んでいる人や肌荒れに悩んでいる人のために正しい髭の剃り方についてまとめてみました。
青髭に悩んでいる人や毎朝の髭剃りで肌が荒れてしまうという人は必読です。
ぜひ、参考にしてください。
正しい髭剃りの仕方
朝起きてすぐには剃らず、しっかり目が覚めてから剃り始める
朝起きてすぐだと、肌が乾燥していることが多い為、水分を補給して、少し時間を置いてから剃り始めます。
寝起きは顔がむくんでいることがあります。
顔のむくみは、深剃りができなくなる為、青髭の原因に成ってしまいます。
また、寝ぼけている時に髭剃りをするのは危険ですの絶対にやめましょう。
自分の髭の生え方を確認する
人によって頭のつむじの位置や向きが違うように、髭も人によって生えている方向や癖が違います。
自分の髭の生えている方向や癖を知ることで、肌に優しく効率の良い髭剃りにすることができます。
特にあご下は、場所によって毛の向きに違いが出やすくなる部分です。
鏡で確認してみましょう。
また、あご下は肌が弱く荒れやすくなりますので、毛の生えている方向に剃ること(順剃り)をおススメします。
しっかり剃りたい部分は毛の流れと逆に刃を当てること(逆ぞり)で深剃りをすることができます。
剃る前にはお湯で洗顔をする
水で洗うよりもお湯で洗った方が効果があります。
水分を含ませることで髭が膨張し、柔らかくなります。
柔らかくなった髭は、刃にひっかかりにくくなる為、スムーズに刃を動かすことができます。
また、髭剃りの前に洗顔をすることで肌に水分を含ませることができます。
肌に水分を含ませることは、カミソリから肌を守ることにもつながります。
水分を含んだ肌は表面が柔らかくなり、動きやすくなります。
動きやすくなった肌は、刃を当てる回数を減らすことができるため、肌荒れを防ぐことができるのです。
また、毛穴の汚れを落とすことは、シェービング剤を肌になじませることにつながり、効果を上げることができます。
シェービング剤を丁寧に付ける
シェービング剤は毛を柔らかくし、刃の滑りをよくしてくれます。
しかし、刃の滑りが良くなりすぎて、傷をつけてしまうこともあります。
洗顔やシェービング剤を使えば、十分に髭は柔らかくなっていますので、それほど力を加えずに剃ることができるはずです。
肌に押し付けるのではなく、刃を滑らせるイメージをもって剃りましょう。
何も付けずに剃ることは肌が荒れる原因になる為、絶対にやめましょう。
正しい剃り方を意識する。
- 肌へのダメージを防ぐ為、できるだけ刃を当てる回数を減らせるように意識します。
- 表情をそのままに剃らず、部分ごとにしっかり肌を伸ばして剃るようにしましょう。
- 頬やフェイスラインの髭を剃る時は、口をすぼめるようにしたまま顎を開き、肌を伸ばした状態で剃りやすくしましょう。
- 鼻下を剃る時は鼻の下を伸ばすようにし、しっかり肌を伸ばしましょう。
- あご下を剃る時は、上を見るようにして顎を上に上げて、しっかり肌を伸ばしましょう。
- それぞれ肌を伸ばした時に、カミソリを持っている手とは逆の手で、肌を伸ばした方向とは逆方向に引っ張るようにして抑えます。毛をしっかり立てることで剃りやすくします。
髭は剃りやすく柔らかいところから剃る
シェービング剤は時間が経つほど毛に浸透し、毛が柔らかくなります。
なので、毛が柔らかいところから順番に剃っていきましょう。
モミアゲ周りや頬から剃っていくのが良いでしょう。
あご下は皮が薄く、デリケートな部分になっています。
また、毛の流れがつかみにくい部分になりますし、喉ぼとけや首の筋肉まある為、慎重に剃る必要があります。
口周りや顎のラインに沿って生えている髭は固い為、水分やシェービング剤がしっかり浸透した最後に剃る方がいでしょう。
剃った後は必ず、保湿をする
髭を剃った後は、水分や脂分がなくなり、防御力がゼロの状態になっています。
本来、肌は水分と脂分によって外敵から守られています。
なので、水分や脂分がなくなった状態のままいれば、肌荒れが起きやすくなるのは当然なのです。
また、保湿はその日の肌を守るだけでなく、次の日の朝により良いコンディションで髭剃りをすることにつながります。
朝保湿をして1日を過ごすことにより、肌の水分や脂分のサイクルが整うためです。
自分に合ったシェービング剤を探す
シェービング剤には大きく分けて、2つの種類があります。
それぞれ肌を守り、毛を柔らかくするという効果は一緒です。
しかし、細かい特徴に違いがありますので、自分にあった方を選んで使うようにしましょう。
ジェルタイプ
ジェルタイプのメリット
- ジェルは透明な為、剃っている状況をみることができる
- 透明な為、剃り残しを見つけて処理することができる
- 水分がそれなりに保たれる
ジェルタイプのデメリット
- 泡タイプに比べると深剃りができない
- スースーするものが多い
- 洗い流すのが大変
泡タイプ
泡タイプのメリット
- ジェルタイプよりも毛が立ちやすく、しっかり剃れる
- ジェルタイプよりも肌のプロテクト力が高い
泡タイプのデメリット
- 泡タイプはジェルタイプと違って透明ではない為、剃っているところが見えない
- 透明ではない為、流した後に剃り残しが見つかったりする
- けっこう水分が奪われる
自分にあった髭剃りを探す
カミソリ
カミソリの特徴
一般的には、刃が多いほど良く剃れると言われています。
刃が多いほど、髭にひっかかることがなくなる為です。
しかし、刃が多い分肌に与えるダメージも大きくなります。
4~6枚刃での逆剃りは避けた方が良いでしょう。
また、刃が多いほどカミソリの幅が広がり小回りが利かなくなります。
カミソリのメリット
- カミソリの方がシェーバーより深剃りをすることができる
- 剃っている部分を見ることができる
- シェービング剤が豊富で自分にあったものを選ぶことができる
- 充電やメンテナンスがそれほど必要ない
- 電気シェーバーに比べ、単価が安い為、すぐに買い替えることができる
カミソリのデメリット
- 電気シェーバーに比べると時間がかかる
- シェービング剤などの前準備がある為、気軽には剃れない
- 携帯できるカミソリは少ないため、出先で愛用のものを使えない可能性がある
電気シェーバー
電気シェーバーの特徴
電気シェーバーは、本体によって性能が大きく変わります。
選ぶのが難しいですが、一度自分に合ったものを見つけてしまえば、それをずっと使い続けることができます。
電気シェーバーには、いくつか種類があります。
大きく分けると、回転式と往復式、ロータリー式があります。
- 回転式はフィリップスが有名です。
静かで肌に優しいのが特徴ですが、髭が濃い人には向きません。
また、立体には強いのですが、鼻下などの狭い部分は剃りにくくなります。 - 往復式はパナソニックのラムダッシュが人気商品です。
深剃りしやすく、防水のものもあります。
しかし、シェーバーの中では、肌を傷つけやすいという欠点があります。
基本的には防水ですが、最近では防水の物が増えてきており、風呂剃りが流行っています。 - ロータリー式は、回転式と往復式の間をとった性能です。
電気シェーバーはメンテナンスや充電が必要になる為、選ぶ際にはその部分も検討しなければなりません。
電気シェーバーのメリット
- カミソリと違って、携帯性に優れている
- 旅行でも、愛用のものを使うことができる
- 水やシェービング剤を使わないものが多いので、気軽に剃れる
- カミソリに比べて、髭剃りに時間がかからない
- 直接、刃を当てるわけではないので、肌が弱い人におすすめ
電気シェーバーのデメリット
- 電気シェーバーは、カミソリに比べて深剃りできない
- 充電が必要になる(けっこうな時間が必要だったりする)
- 使おうと思った時に充電が切れていた時の絶望感がすごい
- メンテナンスが必要(洗浄&充電のスタンドタイプの種類もある)
- メンテナンスの時の音が結構うるさい
- 単価が高く、故障のリスクがある
肌のケアをしっかりする
電気シェーバーはシェービング剤を付けることがほとんどありませんが、剃った後にはしっかり、洗顔やスキンケアをしましょう。
保湿をする
- 保湿の流れは、まず化粧水をつけて肌に水分を補給します。
- そのままでは、水分は飛んでしまう為、それを防ぐ為に保湿剤を使います。
保湿剤は乳液などになります。
この2つをするだけで、劇的に肌のコンディションは良くなります。
肌のコンディションを整えることは、髭剃りと深く関係していますので、絶対にしましょう。
傷ができたら、薬を塗る
傷ができたら、そのままにしてはいけません。
骨折をした部分が毛深くなるように、傷やケガをするとその部分を守ろうと体が成長を促します。
傷や肌荒れを放置していれば、髭も伸びやすくなるということです。
まとめ
いかがでしたか?
自分の髭剃りは正しい方法でできていたでしょうか?
髭剃りはこの先もずっと関わる習慣の一つです。
正しい方法を覚えることで生活にも変化が起きるはずです。